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『アフリカのへそ』

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2004年 09月 21日

キリマンジャロコーヒーって?

テマ村では多くの家がコーヒーを育てている。
しかし村人が日常的に飲むのはチャイ(ミルク紅茶)。
じつは作っているかれら自身もあまりコーヒーを口にすることがない。
街のレストランで出るコーヒーは、ほとんどがアフリカフェという
ブコバ産のインスタントコーヒー(これはこれで美味しい)。

世界に誇れるキリマンジャロ・コーヒーは、チャガ民族にとっては現金を
またタンザニアにとっては外貨を得るための、貴重な換金作物なのです。
だから自分たちではあまり飲まない。
おまけに病気や虫に弱いデリケートな植物なので、
去年は大量に豆が収穫できたからといって
今年もおなじように収穫できるとはかぎらない。
またここ何年かは世界的なコーヒー豆の価格暴落によって
むかしほどにコーヒー豆では現金を得られなくなっている。 
しかしサクウェラ・パパを含め、コーヒー栽培をあきらめない人たちがテマ村にはいる。 
コーヒー栽培はチャガ民族にとって生きることそのものなのです。

ひとつ前にサクウェラ・パパのコーヒーについて書きましたが、
村でコーヒーをつくるのは大変な作業です。
炭火で豆を炒り、臼と杵で豆をつぶしたあと、ふるいにかける。
これだけで半日から1日はかかります。

パパのところで本物のキリマンジャロコーヒーを飲めたのは、本当に貴重な
機会だったとおもいます。

★日本でキリマンジャロ・コーヒーの名で売られてるものは
ほとんどがキリマンジャロ産以外の混ぜ物入り。
日本ではタンザニア産コーヒー=キリマンジャロ・コーヒーとして扱っているからです。

by KilimanjaroID | 2004-09-21 01:30 | Africa


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