2006年 03月 16日
最後どうなるんかな~、と思いながら何気に水曜夜の楽しみだったこのドラマ。 いや~。 最後まで良かったよ、ほんとに。 ~知らない人のために~ 配役はどれもドンぴしゃりだったけど、小林さとみと山本太郎のカップルがとても良かった。 べたべたしてなくて、いつでもすっごいサワヤカなの。 最後の最後の別れも二人らしいものだった。 最後、ともさかりえと小林さとみが夜道を歩きながらネイルサロンを見つけて 「行ってみようか?」(10年前にはおそらく無かっただろう) 「まだやってるかな? ちょっと聞いてみるよ」 といって先に駆け出す小林さとみ。 はっと気づいて後ろを振り返ると、彼女はすでに消えていた。 あっけない。 見ていても泣く暇もないほどあっけない幕切れだったけど、現実ってあんなものじゃなかろうか。 終わった奇跡を惜しんで、わんわん泣くよりも、その後の毎日を前向きに生きている姿を描いてるのが良かった。 最後に奇跡が起こって、実は飛行機がブラックホールに飲み込まれるのを回避するのかな、とかそういう期待もちらりとあったのだが、それではまるでB級SFだ。 あの終わり方で良かった。 10日間の奇跡だったけど、残された人たちの人生は10日前と後ではまったく違うものになった。 とにかく久々に良い作品を見ましたって感じです。 原作の小説があるらしいので、こんど読んでみよ。 最後にこのドラマのキャッチフレーズの中で、私の気に入ったものを! 10年前になりたかった自分に、今なっていますか? この10年間、精一杯生きましたか?
by KilimanjaroID
| 2006-03-16 11:49
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