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『アフリカのへそ』

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2006年 10月 23日

大雨

10月20日(金)
今週末はナイロビに長期滞在している日本人の友人Kちゃんがアルーシャを訪れ、昨夜は私の家に泊まりにきてくれました。  
彼女は4年前に日本のスワヒリ語講座で一緒に学んだ人で、まだ私がメルー・ハウスに泊まっていた時、たまたまサファリのためにやってきた彼女と偶然再会しました。 
その頃の私はビザの取得など色んな事が上手くいかず、精神的にとてもダウンだった時期で、そんな時に日本語で悩みを話せるKちゃんが現れ、彼女と話しているだけで随分と気持ちが楽になったものです。
今ナイロビで暮らしていることもあり、彼女のスワヒリ語はますます磨きがかかっています。

この日は彼女とSOKO(市場)に行って果物や野菜を買いました。
最初にブロッコリーを買おうとしたら1500シルと言われ、別のところでは500シルのがあったので、それを購入。 
タンザニアでは何でもワズング(外人)・プライスがあり、相手がワズングと見るやいつもの何倍もの値段をふっかけられる事がよくあります。 
でも私はこのロング・ホリディの間に街をぶらつきながら色々と調べて、食べ物や日用品の相場は大体わかっているので、もうその手にはのりません。 
へっへへーん!

買い物を済ませてさあ帰ろうか、という時に突然ドッバアーと大雨が降り始め、しばらく市場で待機。
したものの全く雨はやみそうにないので、市場の外に出ると道はすでに川になっていました。
タンザニアはこれから小雨季のシーズンに入ります。 これからこんな日がしょっちゅうあるのでしょう。
川になった道をざぶざぶ渡って、やっとタクシーをつかまえて帰宅した頃には彼女の1足しかないスニーカーはずぶ濡れ。 
翌朝近所へ彼女のマラパ(ぞうり)を買いにいくと、市場では1000シリングのマラパなのに最初は”3000シル”にふっかけられ、私はまたしても心の中で
「ワズングだと思ってふっかけやがって。バッカヤロー!!!」のお叫び。 
なんとか1200シルまで下げさせて、やっと購入に至ったのでした。

さらにずぶ濡れで家に帰ると停電で真っ暗。 いつものことさ、と思っていたらこの日は違った。
いつもなら数分で戻るのに、結局翌日もずっと停電。
完全に電気が戻ったのは、月曜日の朝。 こんなに長い停電は初めて。
おそらく大雨のせいで電気を送る機械のどこかが、おかしくなったのでしょう。
ああそれにしても、村ならともかくアルーシャのような都会生活で電気なしは本当に不便です。
お湯を沸かすのも、料理をするのも全てケロシン・ストーブ。
ケロシンは今、オイル高騰のためリッターあたり1000シル。
そうそうバンバン使えない。 
うわー。 こまるぜ大雨。 でも雨が降らないと、もっと困るんだよねえ。

by KilimanjaroID | 2006-10-23 23:57 | Africa-Arusha


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