2007年 07月 08日
新しい家に移って1ヶ月半たちました。 アルーシャ中心地から少し離れたバウダというこの地域は、実は泥棒が多いエリアとして地元人の間では知られています。 タンザニア人に「バウダに引っ越した」と言うと、「なんであんな所へ?」と何度か言われました。 「夜なんか危なくって歩けないでしょ」 私は外国人ですから夜7時以降に出歩けないのはどこに住んでも同じです。 大事なのはその家がどれだけのセキュリティを持っているか、です。 ダラダラを降りてから家まで徒歩で5分。 まったく舗装されていない、ボコボコの道は”Njia ngombe ya pili”(牛さん通り2丁目)と呼ばれており、 朝は牛たちのンモォ~という声が聞こえる。 鶏の親子が歩き、道端ではおばちゃんたちが魚を干したり、モロコシを焼いたり、途中にバナナ畑があったりとタンザニアのローカルさを毎日楽しんでいます。 ここではまだ外国人には1人も出会ったことがない。 例えるなら、前のママ・ローズの家は東京の六本木ヒルズ。 今度の家は埼玉あたりの、外人ゼロの畑のあぜ道沿いにあるようなもの。 会社まではダラダラ2本で30分。 慣れると苦にならない。 一番変わったのは食生活。 毎日自分で作って食べているので、少し体重も落ちた。 タンザニア庶民の食事は、とにかく油と砂糖と塩がてんこ盛り。 シチューにも鍋の底に最低1センチは油、ご飯を炊くときにも大さじ3~4杯、チップスや揚げ魚もとにかく油、油。 紅茶やコーヒーには砂糖3杯は当たり前。 日本茶を出したら”砂糖入れていい?”と言われた。 前の家ではあまり出番がなかった日本食材や調味料も、ここに住むようになってから毎日使っている。 ヒジキおいし~。 味噌汁おいし~。 ゆかりふりかけメチャクチャおいしい~。 薄型もちは今度お好み焼きに使おう。 ドアを開けると、居間。 これがキッチン。 シンクがあるだけ。 オーダーしてテーブルを作ってもらった。 冷蔵庫は無いけど、以外と困らないものです。 煮炊きはこのケロシン・ストーブで。 トイレ兼シャワールーム。 シャワーは水だけ。 毎朝バケツにお湯を沸かして体を洗います。 ベッドルーム。 お布団はミトゥンバ(古着マーケット)で買いました。 家中で一番陽当たりの良いのがここ。 ほかにベッドルームがもう一つあるけど、今は物置になってます。
by KilimanjaroID
| 2007-07-08 22:53
| Africa-Arusha
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