『アフリカのへそ』

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2004年 07月 10日

交番で

落し物をして、交番へ行くはめになってしまいました。
ところが、これがえらい厄介だった。。。。

きのうの昼休み。
いつも行く銀行のCDでお金を振り込んだときに、
なんとPHSを置いてきてしまったのです。

急いでCDへ戻ったけど、すでにそこにはなかった。
「どうしよう、このまま出てこなかったら」
「家に電話ないのに」
「友達の連絡先や、メルアドのバックアップとってない。あーもう」
こんなことが頭の中をぐるぐるぐるぐる。  どんどんパニックになる私。

こんどは地下鉄の落し物拾得物の部屋へ。
「届いてないねえ。 何時ごろのこと?」
「さっきです。 ついさっき!」
「電話かけてみりゃいいんだよ。 そこに公衆電話あるから」
それはグッドアイデア。 

公衆電話で自分のPHSを呼び出す。  
すると 「もしもし」と、男の人の声が。
「あ、この電話の方ですか?」 「そうです!」
「いまどちらにいらっしゃるんですか?」
「駅です。 溜池山王の改札にいます」
「ぼく、いま赤坂2丁目の交番にいるんですよ」
ピーッピーツとテレカが切れる音。
「あー切れちゃう。 すいません、それ溜池山王まで持ってきてください!」
「あ・・・。わかりました」
なんたる失礼な態度のわたし。 そうとう慌てていました。

よく考えてみれば、親切にも交番へ届けてくれたのだから
自分が取りにいけば、済むこと。
落ち着いてコインを取り出し、もういちど電話をかける。
「私、いまから交番へ取りに行きます」
「そうですね。 それがいいと思います」

交番へ着くと、机をはさんでおまわりさんと、男の人が。
そして机の上には、私のPHS。
{あ~~~。よかったあああ。}
彼は、落し物の届け出を書いていて、「ぼくもう時間がないので」と言って
書き終わると、行ってしまいました。
去りゆく彼にあわててお礼を言うと、
こんどはおまわりさんの、忘れられない尋問バトルが始まりました。

「じゃあね。これ書いてね。 何か身分証明書もってる?」
「免許証でいいですか?」   「いいですよ」
「ここに住所と名前、落とした場所とだいたいの時間を書いてください。
どこで落としたの?」
「溜池山王駅の銀行CDです」
「えっ。まずいなあ。この書類と違うよ?」
「は?」
「この書類だと、○○○○タワーの中になってるよ」
「・・・・だからそれは! 駅の改札とビルの地下が直結してるんですよ。
改札出て、すぐのところにCDがあるんです。まあビルの中でもありますけど」
「んーーー」
「もういいです。 ビルの中って書き直しますから!」
「改札は何番出口なの?」
「おぼえてません!!」

だんだんと怒りがわいてきた。 なんなんだ、このおっさんは。
さっき、公衆電話から電話かけたじゃないか。
それはまちがいなく、私のPHSなのに。

さらに尋問はつづく。
「じゃあここに、携帯電話の特徴を書いて」
「携帯じゃなくて、PHSです」
「あそう。PHSね」

特徴の欄に”ドリームランドのマスコット”と書いた。
「ほかには? なんか付いてない?」
「ビニールのストラップが付いてます」
なぜか私に見えないように、PHSを手の中に隠そうとする。
「色は?」
これがまたむずかしい。 
見る人によっては、ねずみ色、シルバー、メタリックグレーと、
色んな呼び方ができる色なのだ。
「うーん。グレーというかシルバーというか・・・」
だから、あんたがいま手に持ってる、その色だってば!
「メーカーと機種は?」
えっ?
「メーカーは・・・たしかサンヨー・・・です。」
「機種は?」
もうぶち切れそう。 
じゃ、あんたは自分の携帯の機種をスラスラ言えるのか? 
「おぼえてません」
「じゃあ、電話番号は?」  
「xxx-xxxx-xxxx」
そして彼は交番の電話機から、私がいま言った番号に電話をかけた。
ぶーっ、ぶーっと目の前で鳴る、私の電話。

そして、どこかへ電話をかけると
「もしもし。拾得物です。 特徴、電話番号等が一致しました。
渡してよろしいでしょうか? ・・・ええ、はい。」

「じゃあ、間違いなく本人のようだから」
こうして、およそ20分にもわたる本人確認の尋問の後、
電話はぶじに、返ってきました。

信じられないけど、本当のはなし。
なんなんでしょう、この面倒くさい本人確認のてつづきは。
日本もめんどくさい国になったもんです。
やー、もう疲れた昼休みでした。

by KilimanjaroID | 2004-07-10 02:31


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